【レギュレーションF】タイプ別使用可能ポケモン一覧

 

ノーマルタイプ

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炎タイプ

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水タイプ

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電気タイプ

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草タイプ

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氷タイプ

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格闘タイプ

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毒タイプ

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地面タイプ

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飛行タイプ

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エスパータイプ

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虫タイプ

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岩タイプ

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ゴーストタイプ

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ドラゴンタイプ

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悪タイプ

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鋼タイプ

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フェアリータイプ

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【S13最終43位】あとがたり

僕はS13は本気で最終2桁を取りに行くと決めていたので、初日からレート上げと考察に励んだ。途中少しだけ躓いた時もあったが、自信のある構築が完成して、全体を通して見るとかなり順調にレートを上げることができ、最終日は3ROMレート2000からのスタートとなった。しかし、ここから最悪の展開に…。まず1ROM目をレート2000から動かすと、全く勝てず4桁に落ちて戻せなくなってしまう。正直この時点でかなり自信を失っていたが、あおさんとフェリーチェさんに励まされ、4桁に落ちたROMを捨てて2ROMで勝負することにした。そこから苦しい状況をなんとか耐えしのぎ、2ROMレート2050まで来たが、ここから酷い下振れが来て1ROMを大幅に溶かし、高い方のROMに追い付けなくなってしまった。もう高いROMは1つしかない、シーズン終了まであと数時間しかない、自信も無い。高いROMを溶かせば全てが終わる、レート2050は最高記録だし、ここで保存しても十分に良い結果。これ以上潜るのは怖い、苦しい…でも今シーズンは最終2桁だけを目標にずっと頑張ってきた。そんな葛藤の中、僕はあおさんとフェリーチェさんに潜るのと撤退するのどちらが良いと思うか聞いてみた。そうしたら、「2桁を取るために頑張ってきたんだから潜りましょう」「みずもさんなら絶対にいけます」と即答してくれた。普通なら、「これで潜るのを進めて、もし溶かしてしまったら申し訳ない、責任が取れない」と考えてもおかしくないのに、僕が勝つと信じて背中を押してくれた。するとそこから3連勝し、最高の流れで2100チャレを迎えた。でもその壁は高く、最初のチャレを順当負けで落としてしまう。それでも2人の言葉を信じて潜り続け、3勝1敗でレート2099まで上げる。しかし2回目のチャレは択負け。でも次の試合に勝ってまたレート2099。勝つ度に「ナイスです!」と声をかけて貰ったのが本当に励みになった。ここで3回目のチャレは、氷柱2連怯み以外勝ちの場面で2回怯んでしまい負け。でも次の試合を運で拾ってまたレート2099。4回目のチャレで痛恨のプレミ負け、そこから少しレートを溶かしてしまう。このとき僕はまた「最終2桁は取れない運命なんだ」と心の中で思っていた。それでも励ましの言葉や応援の声を思いだし、なんとか耐えしのいでレートを盛り返すが、またレート2099止まり。体力的にも精神的にもすでに限界を超えていた5回目の2100チャレ、一番自信のあったドランミミイダイトウの選出で勝ちきり、ついにレート2100を達成した。その時は通話中だったが、嬉しさのあまり号泣してしまった。ある人にとっては2桁なんて簡単かもしれない、ある人にとってはちょっと嬉しいくらいかもしれない。でも僕にとっては、本当に本当に涙が出るほど嬉しいことだった。その後Xで最終2桁を取れたことを報告すると、たくさんの人がお祝いリプをくださった。こんなにも多くの人に応援して貰えていることに心から感謝し、これからもこうして応援してもらえるプレイヤーでありたいと強く思った。この気持ちを忘れずに、またさらなる高みを目指して精進していきたい。

【緋翠杯SV2後夜祭】ガチ考察してみました。


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こんにちは、みずもです!今回は緋翠杯の後夜祭に参加したので、その考察を記事にまとめることにしました。「そんなガチガチに考察しないで楽しくやろうよ」と思う方もいるかもしれませんが、この考察は僕にとって自分なりの楽しみ方の一つなのでご理解いただけると幸いてす。また最後に貼ってあるリンクから配信のアーカイブが見れますが、誰よりも楽しそうに対戦している様子が見られると思います笑。一生懸命書いたのでぜひ最後までご覧ください🙌

 

大会情報

ルールはこちらからご確認ください↓

https://twitter.com/noah_s_aoi06/status/1736352665133814202?t=2IN8-zOuA77KTFZacHfvFA&s=19

 

考察

まずは自分でルールを整理してみたが、一撃必殺技の1on1なので考察することがほとんど無いと分かった。よって何を考察すれば良いかを考察するところから始め、以下の4点が重要だと考えた。

①使うポケモン

②調整

③個体詳細

④潜り方

 

①使うポケモン

まず大前提として、このルールは一撃必殺技の撃ち合いになるので、相手より先に行動できる方が有利である。よって素早さが一番重要なポイントだと言える。次に一撃必殺技は相手によって無効化される場合があるため、何の一撃必殺技を使えるかも重要である。特性にも焦点を当てたが、このルールに影響する特性を持つポケモンはいなかったため、使用可能ポケモンのS種族値と使える技についてまとめた。

ゴマゾウ

 S種族値…40

 使える技…地割れ

ウリムー

 S種族値…50

 使える技…地割れ

キバゴ

 S種族値…57

 使える技…ハサミギロチン

モグリュー

 S種族値…68

 使える技…地割れ

◯ゴンベ

 S種族値…5

 使える技…地割れ

ナックラー

 S種族値…10

 使える技…地割れ

パウワウ

 S種族値…45

 使える技…つのドリル

ラプラス(主催のみ)

 S種族値…60

 使える技…絶対零度、地割れ、つのドリル

よって素早さが一番早いのはモグリューだと分かった。また技を無効化される場合について、テラスは禁止で特性や持ち物も影響しないことから、元のタイプのみ参照して無効化される場合を考えれば良い。絶対零度は氷タイプ(ウリムーパウワウラプラス)に無効化されてしまうが、使用可能ポケモンにゴーストタイプと飛行タイプはいないので、ハサミギロチン、つのドリル、地割れは無効化されない。したがって採用するポケモンモグリューに決定した。

*使用可能ポケモン絶対零度を覚えるポケモンがいないことには後から気づきました。

 

②調整

先に行動した方が有利なルールなので、モグリューミラーを考えて最速にするのは必須である。次に残りの努力値256をどう振り分けるかだが、活きる場面があるとしたらお互いに一撃必殺技を外し続けてあがきの撃ち合いになった時だと考えた。以下お互いの一撃必殺技がPP8だと仮定して、悪あがきミラーが発生する確率を計算してみた。

◯悪あがきの撃ち合いが発生する確率

一撃技を一回撃って相手を倒す確率は (一撃技を当てる確率)×(気合いの鉢巻が発動しない確率)で求められるので、

0.3*0.9=0.27(27%)

つまり一撃技を一回撃って相手を倒せない確率は、

1-0.27=0.73(73%)

よってお互いが8回ずつ、つまり16回一撃技を撃ち合って両者が生存する確率は、

0.73^16≒0.0065(0.65%)

これだけ見ると考慮しなくても良い確率に思えるかもしれないが、10試合行ったときに悪あがきミラーが少なくとも一度は発生する確率は約6.3%、20試合では約12.2%、30試合では約17.7%とどんどん上昇していく。したがってこれは大会中に十分起こりうる可能性があるので考慮して調整するべきだと考えた。

◯悪あがきの仕様

ここで悪あがきの仕様を再確認する。悪あがきはタイプ無し威力50の物理直接攻撃技。自身の体力の1/4を削って攻撃するが、身代わりはHP消費量が小数点以下切り捨てのため、HPが4n+1~3の場合には4回打ってもHPが残る仕様となっているのに対して、悪あがきは小数点以下で四捨五入するため4n+2,4n+3の場合も4回打つタイミングで自身のHPが尽きてしまう。よって基本的にはHP実数値を4n+1にするのが望ましいが、今回は特定ののポケモンだけを考えれば良いのであまり意識しなくても良い。

◯悪あがきの撃ち合いにおける仮想敵

悪あがきミラーについて、相手がきちんと調整している前提であれば、モグリュー意外のポケモンと撃ち合っても勝つことはできない(または乱数不利)。これはモグリューが必ず先に行動し、反動×2と相手の悪あがき×2を耐えることはできないので、反動×1とこちらの悪あが×2で相手を倒しきるしかないが、相手がBに振り切ると確定で耐えられる~不利乱数でしか倒せないためである。すると勝てる可能性があるのはモグリューミラーのみとなり、素早さが一番早いモグリューの使用率は圧倒的に高くなると予想していたことも踏まえ、モグリューミラーの悪あがきの撃ち合いにフォーカスを当てることにした。

モグリューミラーでの悪あがきの撃ち合い

モグリューミラーではお互いに最速を取り、余りの努力値が256である前提で話を進める。モグリューのAの高さと物理耐久の低さから、勝利するパターンは以下の2通りである。

①1ターン目にお互い悪あがきの反動×1と悪あがきの被ダメ×1を受ける→2ターン目上から悪あがきを撃って倒しきる。

②同様に1ターン目にお互い悪あがきの反動×1と悪あがきの被ダメ×1を受ける→相手の悪あがきをもう一度耐えて、さらに反動が入った相手を下からの悪あがきで倒しきる。

簡単に言い換えると、①と②は2ターン目の同速勝負に勝つか負けるかの違いである。ここでモグリューのA振り切りモグリューの悪あがき×2と悪あがきの反動×1を耐えることが可能がダメージ計算を行ったところ、Bに振り切ることで確定耐えだと分かった。A無振りでも悪あがき×2と悪あがき反動×2で物理耐久を最大にしたモグリューを確定で倒せることを踏まえると、この時点でBに振り切れば②(同速負け)では必ず勝つことができ、①(同速勝ち)で勝つのは厳しいと分かった。したがってBに振り切ることで50%で必ず勝てるようにした。しかし、ここを妥協して耐久無振りで来る人もいるかもしれないと考えさらにダメージ計算をしてみると、余りの4をAに振るだけで①(同速勝ち)の場合でも確定で倒しきることができると分かった。つまり [A4 B252 S252+] とすれば、モグリューミラーの悪あがきの撃ち合いになったときに、妥協している人には必ず勝つことができ、きちんと考察している人にも50%の勝負を仕掛けることができるようになったので、この調整で採用を決めた。

 

③個体詳細

実際の対戦で影響する場面は少ないが、細かい部分でも勝利に繋がる要素を探した。

個体値

これは当たり前だが、悪あがきの撃ち合いも考えてSだけでなくH,A,Bの個体値も忘れずに上げておくこと。

◯特性

このルールは運の勝負なので試行回数を稼ぐことが重要である。よって1試合の時間を短縮するためには特性が表示されない方が良いので、型破り以外の特性を選択した方が良い。

◯色

上記と同じ理由でエフェクトの無い通常色にした方が良い。(でも色違い使いたかったので無視!)

◯性別

キバゴが特性とうそうしんで採用されている場合のみ、性別によって悪あがきの火力が変わる。これは主観だが、好みや技メロメロの存在によって♀個体を採用したがる人が多い傾向にあると感じているため、キバゴをとうそうしんで採用するなら♀にするのではないかと予想した。よってこちらは♂️個体にした方が良いと考えた。

 

④潜り方

前述した通り、できるだけ試行回数を稼いだ方が良いと考えたため、大会開始時刻からすぐに潜り始めることにした。そして1つのボーダーであるレート1600に乗るまでは対戦を続け、もしレート1600に乗ることができたら順位を見ながら潜るかどうかの判断をすることにした。自身のレートが高くなるほど自分よりもレートが低い人とマッチングする確率が高まっていき、相手のレートが自分よりも低いほど勝った時に貰えるレートは少なく、負けた時に失うレートは多い。つまり、モグリューミラーで完全に五分五分の勝負をすることを想定するならば、自身のレートが高くなるほど潜った時のリスク>>リターンになるので慎重になるべきである。

さらに突き詰めれば、レートが高い人やモグリュー以外を使っている人とマッチングした直後は再戦を狙ってすぐに潜り、レートが低い人とマッチングした直後は再戦を避けて時間を空けるなどもできなくはないが、ここまでやってしまうと自分自身や配信を見ている視聴者の方が楽しめなくなる可能性があると思ったのでやらなかった。大前提として楽しく大会に参加したいので、今回はいろいろな人とマッチングできるように、試合の勝敗に関係なく一定時間空けて潜ることを心掛けた。(間違って連打して潜っちゃった時もある)

 

パーティー&個体紹介

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モグリュー♂️@気合いの鉢巻

特性 : すなかき (持っていた個体が型破りだったので特性パッチを使って変更した)

性格 : 陽気 (無邪気でも可)

135-106(4)-92(252)-*-*-132(252+)

〈調整〉

S…ミラーで同速勝負をするために最速。

A…耐久無振りモグリューを悪あがきの与ダメ×2と悪あがきの反動×1で確定。

B…A137(振り切り)モグリューの悪あがき×2と悪あがきの反動×1を確定耐え。

 

選出

モグリューのみ

全試合でこの選出をした。今回はパーティーが1体で構成されており、選出パターンは全部で1通り、つまりこの選出以外できない。

 

結果

発表され次第画像を差し替えますが、最終確認はこれです😇

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〈配信アーカイブ

https://twitcasting.tv/mizumo_sub/movie/783497315

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!並びに主催のAOIさん、大会で対戦してくださった方、配信を見に来てくださった方にも感謝申し上げます🙇‍♀️

【未進化抜き】あいうえおルール考察資料

あ行で始まるポケモン

【あ】

アグノム、アーマーガア、アラブルタケ、アーボックアリアドスアマージョアブリボンアメモース、アップリュー、アノホラグサ、アヤシシ

【い】

イーユイイイネイヌ、イダイナキバ、イダイトウ、イルカマン、イッカネズミ、イエッサン、インテレオン、イルミーゼ、イシヘンジン、イキリンコ

【う】

ウーラオスウルガモス、ウィンディ、ウッウ、ウェーニバル、ウツボットウソッキーウォーグル、ウミトリオ

【え】

エムリットエンペルトエテボースエルレイド、エーフィ、エクスレッグ、エンニュート、エースバーン

【お】

オーガポン、オオニューラ、オリーヴァ、オーロンゲ、オノノクスオニゴーリオンバーンオーロットオドリドリ、オトシドリ、オオタチ

 

か行で始まるポケモン

【か】

カイリューガチグマガブリアスカバルドンカビゴン、カラミンゴ、カエンジシ、カジリガメ、カマスジョー、ガケガニ、カミッチュ

【き】

キチキギス、キョジオーン、キノガッサ、キラフロル、キュウコンギャラドス

【く】

クレセリアグライオン、クエスパトラ、グレンアルマ、クレベース、グレイシア、クワガノンクレッフィグラエナ

【け】

ゲッコウガ、ゲンガー、ケンタロス、ケッキング、ケケンカニ

【こ】

コノヨザル、ゴリランダー、コータスゴローニャコジョンドゴチルゼル、コオリッポ、ゴルダックコロトックゴーゴートゴウカザル

 

さ行で始まるポケモン

【さ】

サーフゴーサンダーサーナイトサザンドラ、サケブシッポ、サンドパン、サンダース、サマヨールザングース、サダイジャ

【し】

ジバコイルジャラランガシザリガーシャワーズジュナイパーシャンデラシビルドンジュペッタシロデスナ、シャリタツ

【す】

スナノケガワ、スコヴィラン、ストリンダー、スワンナ、スリーパー、ストライク、スカタンク

【せ】

セグレイブ、セキタンザン

【そ】

ソウブレイズ、ゾロアーク

 

た行で始まるポケモン

【た】

ダイケンキ、タルップル、タギングル、タイカイデン、ダグトリオダーテングダイノーズ、タイレーツ、ダイオウドウ

【ち】

チオンジェン、チヲハウハネ、チャーレムチルタリス、チリーン

【つ】

ツンベアー

【て】

ディンルー、テツノツツミ、テツノドクガ、テツノカイナ、テツノブジン、デカヌチャン、テツノワダチ、テツノコウベ、テツノイバラ、デンリュウデデンネデカグース

【と】

トルネロス、ドオー、ドラパルト、ドドゲザン、ドヒドイデ、トドロクツキ、トリトドンドンファンドータクンドダイトスドラミドロドクロッグトロピウスドレディアドンカラス

 

な行で始まるポケモン

【な】

ナマズン、ナゲツケザル

【に】

ニンフィアニョロボンニョロトノ、ニャイキング

【ぬ】

ヌメルゴン、ヌオー

【ね】

ネオラントネッコアラ

【の】

ノココッチ、ノクタス

 

は行で始まるポケモン

【は】

ハバタクカミパオジアンハッサム、バサギリ、ハリーマン、パルシェンバンギラス、パーモット、ハラバリー、ハピナスハリテヤマ、ハカドック、バルジーナバンバドロ、ハルクジラ、バクフーンバルビートバクーダハハコモリハブネークパチリスハギギシリ、バチンウニ、パフュートン、バウッツェル

【ひ】

ヒードラン、ピクシー、ビビヨンビークイン

【ふ】

フリーザファイヤーブリザポス、ブリムオン、ブラッキーブリガロンファイアローフォレトス、フワライド、フラージェスブロスター、ブロロローム、ブースター、フローゼルプクリンブーピッグフリージオ

【へ】

ヘイラッシャ、ぺリッパー、ベトベトン、へラクロスヘルガーペルシアン、ベラカス

【ほ】

ボルトロスボーマンダ、ポットデス

 

ま行で始まるポケモン

【ま】

マシマシラマリルリ、マスカーニャママンボウマタドガスマンムーマフォクシーマグカルゴマルマインマルノームマニューラ、マフィティフ

【み】

ミミッキュミロカロス、ミミズズ、ミカルゲ、ミガルーサ

【む】

ムクホークムウマージ

【め】

メガヤンマメタモン、メレシー、メブキジカ

【も】

モロバレル、モルペコ、モスノウ、モトトカゲ、モルフォン

 

ら行で始まるポケモン

【ら】

ランドロスラブトロス、ラウドボーン、ラッキー、ライチュウラランテス

【り】

リククラゲ、リーフィア、リキキリン、リザードンリングマ

【る】

ルカリオルガルガン、ルンパッパ、ルチャブル

【れ】

レジエレキレジドラゴレイスポスレントラーレアコイル

【ろ】

ロトムローブシン

 

パラドックス

ハバタクカミ、イダイナキバ、サケブシッポ、アラブルタケ、チヲハウハネ、スナノケガワ、テツノワダチ、テツノツツミ、テツノカイナ、テツノコウベ、テツノドクガ、テツノイバラ、トドロクツキ、テツノブジン、ウネルミナモ、テツノイサハ

【緋翠杯SV2】あいうえおルール考察資料

・省略しているがフォルム違いのポケモンも使用可能

・制限ポケモン(パーティーに1体しか入れられないポケモンは赤文字)

 

 

あ行で始まるポケモン

【あ】

アグノム、アーマーガア、アラブルタケ、アーボックアリアドスアマージョアブリボンアメモースアメタマアサナンアマカジアママイコ、アオガラス、アップリュー、アチゲータ、アノクサ、アノホラグサ、アルクジラ、アヤシシ、アーボ、アゴジムシ、アブリー

【い】

イーユイイイネイヌ、イダイナキバ、イダイトウ、イルカマン、イッカネズミ、イエッサン、インテレオン、イルミーゼイーブイイワンコ、イシヘンジン、イキリンコ、イシツブテイトマルイノムー

【う】

ウーラオスウルガモス、ウィンディ、ウッウ、ウェーニバル、ウツボットウソッキー、ウパー、ウソハチウォーグルウデッポウ、ウェルカモ、ウミディグダ、ウミトリオ、ウツドンウリムー

【え】

エムリットエンペルトエテボースエルレイド、エーフィ、エクスレッグ、エンニュート、エースバーン、エレズン、エイパム

【お】

オーガポン、オオニューラ、オリーヴァ、オーロンゲ、オノノクスオニゴーリオンバーンオーロットオコリザルオドシシオノンドオンバットオドリドリ、オリーニョ、オラチフ、オトシドリ、オタチ、オオタチ

 

か行で始まるポケモン

【か】

カイリューガチグマガブリアスカバルドンカビゴン、カラミンゴ、ガーディ、カゲボウズカラナクシガバイトカエンジシカチコールカリキリ、カムカメ、カジリガメ、カジッチュ、カマスジョー、カルボウ、カイデン、ガケガニ、カプサイジ、カヌチャン、カミッチュ

【き】

キチキギス、キョジオーン、キノガッサ、キラフロル、キュウコンギャラドスキマワリキリンリキキャモメキルリアキノココキバゴキリキザン、ギモー、キラーメ

【く】

クレセリアグライオン、クエスパトラ、グレンアルマ、クレベース、グレイシア、クワガノンクレッフィクヌギダマグレッグルクマシュンクズモー、クワッス、グルトン、グライガーグラエナクルミルクルマユ

【け】

ゲッコウガ、ゲンガー、ケンタロス、ケッキング、ケケンカニケロマツゲコガシラ

【こ】

コノヨザル、ゴリランダー、コータスゴローニャコジョンドゴチルゼル、コオリッポ、コンパン、コダックゴルダック、コイル、ゴース、ゴースト、コイキングゴマゾウゴクリンコモルーコロボーシコロトックコリンクゴチムゴチミルコマタナコフキムシコフーライゴーゴート、ココガラ、コジオ、コレクレー、ゴローン、ゴウカザル、ゴンベ、コアルヒーコジョフー

 

さ行で始まるポケモン

【さ】

サーフゴーサンダーサーナイトサザンドラ、サケブシッポ、サンドパン、サンダース、サマヨールサナギラスサボネアザングース、サダイジャ、サシカマス、サルノリ、サンド

【し】

ジバコイルジャラランガシザリガーシャワーズジュナイパーシャンデラシビルドンシェルダージュペッタシキジカシビシラスシビビールジヘッドシシコシロデスナ、ジオヅム、シルシュルー、シガロコ、シャリタツ、ジメレオン、ジャラコジャランゴ

【す】

スナノケガワ、スコヴィラン、ストリンダー、スワンナ、スリープ、スリーパー、ストライク、スカンプースカタンクスナバァ、スナヘビ、ズピカ

【せ】

セグレイブ、セキタンザン、セビエ、セゴール

【そ】

ソウブレイズ、ゾロアークゾロア、ゾウドウ

 

た行で始まるポケモン

【た】

ダイケンキ、タルップル、タギングル、タイカイデン、ダグトリオダーテングダイノーズタマゲタケ、タンドン、タイレーツ、ダイオウドウ、タマンチュラ、ダクマ、タネボー

【ち】

チオンジェン、チヲハウハネ、チャーレムチルタリスチルットチュリネ、チャデス、チリーン

【つ】

ツンベアー

【て】

ディンルー、テツノツツミ、テツノドクガ、テツノカイナ、テツノブジン、デカヌチャン、テツノワダチ、テツノコウベ、テツノイバラ、デンリュウディグダデリバード、デルビル、デデンネデカグース、テブリム、テールナーデンヂムシ

【と】

トルネロス、ドオー、ドラパルト、ドドゲザン、ドヒドイデ、トドロクツキ、トリトドンドンファンドータクンドダイトスドラミドロドクロッグトロピウスドレディアドンメルドジョッチドンカラスドーミラードロバンコ、トロッゴン、ドラメシヤ、ドロンチ、ドガースドッコラードテッコツ

 

な行で始まるポケモン

【な】

ナマケロナマズン、ナゲツケザル、ナカヌチャン、ナミイルカ、ナエトル

【に】

ニンフィアニョロボンニョロトノ、ニャイキング、ニャース、ニューラ、ニャオハ、ニャローテ、ニョロモニョロゾ

【ぬ】

ヌメルゴンヌメラヌメイル、ヌオー

【ね】

ネオラントネッコアラ

【の】

ノココッチ、ノコッチノクタス、ノノクラゲ、ノズパス

 

は行で始まるポケモン

【は】

ハバタクカミパオジアンハッサム、バサギリ、ハリーマン、パルシェンバンギラス、パーモット、ハラバリー、ハピナスハリテヤマ、ハカドック、バルジーナバンバドロ、ハルクジラ、バクフーンバルビートハクリューハネッコハリーセンバクーダハハコモリバネブーハブネークパチリスバスラオハギギシリ、バチンウニ、パフュートン、パモ、パモット、パピモッチ、バウッツェル、ハリマロンハリボーグ、バチンキー、ハスボーハスブレロハヤシガメバルチャイ

【ひ】

ヒードラン、ピクシー、ビビヨンピカチュウビリリダマピチューヒマナッツヒメグマビークインピンプクヒポポタスヒノヤコマヒドイデ、ヒラヒナ、ヒトカゲヒノアラシ、ヒバニー、ピィ、ピッピ、ヒンバスヒコザルヒトモシ

【ふ】

フリーザファイヤーブリザポス、ブリムオン、ブラッキーブリガロンファイアローフォレトス、フワライド、フラージェスブロスター、ブロロローム、ブースター、フローゼル、プリン、プクリンププリンブーピッグブイゼルフワンテフカマルフリージオ、フラべべ、フラエッテ、ブロロン、フタチマルフォッコフクスロー

【へ】

ヘイラッシャ、ぺリッパー、ベトベトン、へラクロスヘルガーペルシアンベトベター、ベロバー、ベラカス、ヘイガニ

【ほ】

ボルトロスボーマンダ、ポットデス、ポポッコ、ホシガリス、ホゲータ、ボチ、ホーホー、ポチエナポッチャマポッタイシボクレー

 

ま行で始まるポケモン

【ま】

マシマシラマリルリ、マスカーニャママンボウマタドガスマンムーマフォクシーマグカルゴマンキーマルマインマリルマクノシタマルノームマニューラマケンカニ、マメバッタ、マフィティフ、マグマラシ、マタツボミ、マグマッグ

【み】

ミミッキュミロカロス、ミミズズ、ミカルゲミニリュウミツハニー、ミブリム、ミニーブ、ミガルーサ、ミジュマル

【む】

ムクホークムウマージムウマムックルムクバード

【め】

メガヤンマメタモン、メレシー、メリープメグロコメブキジカメラルバメェークル、メッソン

【も】

モロバレル、モルペコ、モスノウ、モトトカゲ、モルフォン、モココ、モノズモクローモウカザル

 

ら行で始まるポケモン

【ら】

ランドロスラブトロス、ラウドボーン、ラッキー、ライチュウラルトスラブカスラランテス、ラビフット、ランプラー

【り】

リククラゲ、リーフィア、リキキリン、リザードンリングマ、リオル、リザードリーシャン

【る】

ルカリオルガルガン、ルンパッパ、ルチャブルルリリルクシオ

【れ】

レジエレキレジドラゴレイスポスレントラーレアコイル

【ろ】

ロトムローブシン、ロコン

【S10最終3桁達成】あおさん直伝ドヒドランド

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こんにちは、みずもです!S10ではミミイダイトウでレート2000を達成することができましたが、実はその裏側でサブROMを使用してサイクルの練習もしていました。構築は普段から仲良くしてくれているあおさんのものをベースとし、あおさん直々の構築相談のもとで僕が改悪し完成しました。SVで初めてサイクルを使いましたが、こちらも最終3桁に残れたので簡単に記録を残したいと思います。

 

 

あおさんの記事紹介

今回ベース構築の提供と構築相談をしてくれたあおさんの構築記事です。S10では下振れにより惜しくも2桁には届かなかったものの、最終152位・レート2034 (最高レート2070) という素晴らしい成績を残しています。僕が参考にさせていただいた時の構築とは少し違っていますが、さらに改良が加えられとても強い構築に仕上がっていると感じました。ぜひ本家の記事も読んでみてください!

【SVs10】覇道ドヒドランド【最終152位/レート2034,最高2070】 - Liberation of the End

https://aosanfn2525.hatenablog.com/entry/2023/10/02/205945

 

結果

TNリル 最終956位 レート1906

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使用構築

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※あと3勝くらいで最終3桁確定というところから、数戦だけあおさんが実際に使用していた構築のレンタルをお借りしました。お試しのつもりが、そのレンタルを使ってすぐに最終3桁確定ラインに乗れてしまったためそこで撤退しました。最終盤の9割以上は本記事の構築で戦っていましたが、最後の数戦だけはレンタルだったので、構築詐欺にならないようここに記載しました。

 

構築経緯

①あおさんが前期から使っていた霊獣ランドロス+ドヒドイデを軸として構築を組み始めた。この2体は相性補完に優れており、威嚇と再生力を活かしたサイクルが非常に強力だと感じた。原案通り、ドヒドイデは耐性が優秀なフェアリーテラス、ランドロスはパオジアンや挑発ウーラオスガブリアス等に強くなるスカーフ+フェアリーテラバで採用した。

②原案でも採用されており、軸の2体と相性補完も良いHD隠密サーフゴーを採用した。ここまでで重いテツノツツミ、キョジオーン、水ロトムキノガッサ等に強く、何より受け駒に対する崩しとして非常に重宝した。

ドヒドイデを軸とすると、相手は鋼タイプや毒タイプの後投げが安定する。毒タイプにはこちらのランドロスとサーフゴーの両方が強く出られるが、相手のサーフゴー、ヒードランジバコイルハッサムが重いため、それらに強い炎オーガポンかイーユイを採用したいと考えた。(最終的にイーユイに変更していたが) もともとあおさんが使用していたHD炎オーガポンをそのまま採用した。宿木と光合成によりサイクル性能が高く、挑発でディンルーにテンポを取れるのでドヒドランドと合わせてBIG6に安定しやすい点を評価した。

④イーユイを採用しなかったことにより構築のパワーが無いため、相手の低速サイクルに対して崩しの手段となるメガネや鉢巻の高火力ポケモンを採用したいとあおさんが言っていたので、自分なりに候補を考えた。悪ウーラオス、ハバタクカミ、パオジアン、カイリューを候補に挙げたが、汎用性が高く構築の物理偏重を解消できるメガネハバタクカミを採用した。滅びの歌がドヒドイデのトーチカと相性が良く、あおさんもこの4体の中では高く評価していた。

⑤ハバタクカミと同様に高く評価していたもう一体のポケモンが悪ウーラオスであったが、悪タイプの一貫を切れて構築に足りなかった攻めの範囲も補えるので、ラスト1枠の穴を埋めるのにとても良いと思った。重めなポケモンを対面処理できるのが強く、構築全体でも対面的な動きを取り入れたかったので襷を持たせた。

 

 

個別紹介

今回は簡単に紹介するだけで失礼します。何か質問等ありましたら気軽に聞いてください。

 

霊獣ランドロス@拘りスカーフ

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テラスタイプ : フェアリー

特性 : 威嚇

性格 : 意地っ張り

165(4)-216(252+)-110-x-100-143(252)

地震 / テラバースト(フェアリー) / 岩雪崩 / 蜻蛉帰り

 

ドヒドイデ@食べ残し

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テラスタイプ : フェアリー

特性 : 再生力

性格 : 図太い

157(252)-x-220(220+)-x-167(36)-55

毒々 / 黒い霧 / トーチカ / 自己再生

 

サーフゴー@隠密マント

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テラスタイプ : 飛行

特性 : 黄金の体

性格 : 穏やか

193(244)-x-116(4)-154(4)-155(236+)-107(20)

ゴールドラッシュ / シャドーボール / 悪巧み / 自己再生

 

オーガポン@釜戸の面

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テラスタイプ : 炎

特性 : 型破り(テラス時 : 面影宿し)

性格 : 慎重

187(252)-140-104-x-156(204+)-137(52)

棍棒 / 挑発 / 宿り木の種 / 光合成

 

ハバタクカミ@拘りメガネ

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テラスタイプ : フェアリー

特性 : 古代活性

性格 : 控えめ

143(100)-x-77(12)-198(196+)-156(4)-180(196)

ムーンフォース / シャドーボール / パワージェム / 滅びの歌

 

悪ウーラオス@気合いの襷

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テラスタイプ : 悪

特性 : 不可視の拳

性格 : 意地っ張り

175-200(252+)-120-x-81(4)-149(252)

暗黒強打 / インファイト / 不意打ち / 剣の舞

 

 

Special Thanks

【あおさん】

自分も学校やランクマで忙しい中、親身に構築相談に乗ってくれたり、レンタルパーティーを貸してくれたりしました。さらには毎シーズン最終日付近に通話をしながら一緒に戦ってくれる仲間であり、構築面でもメンタル面でも本当に助けられています。あおさんがいなくてはサイクル構築で最終3桁を取ることはできませんでした。また、もともとサイクル構築に一切興味を持たなかった僕に、その魅力も教えてくれました。サイクルの知識に乏しい僕が語るのは烏滸がましいと思いますが、無数のサイクル構築が存在する中でも、あおさんの構築だけには初めて心を惹かれました。自己流の構築を作るのが本当に上手くて、他の上位勢とはまた少し違った強みを持っていると感じています。これからも師匠の力をお借りしながら、サイクル構築も上手く使えるように頑張りたいと思います!あおさん、本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。

【9/9対抗戦】みずも(悪)vsいいのま(龍)

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こんにちは、teamZリーダーのみずもです。今回は昨日行われた対抗戦でいいのまさんと対戦した時の考察をまとめました。記事にまとめることによって、今後の考察に活かしたいと考えています。

 

概要

対抗戦は、タイプ統一のteam同士で団体戦を行う企画。今回の場合は以下のように5試合行い、3勝以上したチームが勝利。

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ルール

【レギュレーション】

・オフィシャルルール1(レギュレーションD+テツノイサハ、ウネルミナモが使用可能)

・各自のメインタイプの統一パーティーにする。(みずもなら悪タイプ、いいのまさんならドラゴンタイプなど、メインタイプは事前に決まっている)

 

【対戦までの流れ】

①対戦相手と相手の使用するタイプを確認する

②使用する6体を選び、相手と見せ合いをする

③お互い使用する6体が分かった状態で型を決定し、対抗戦本番に臨む

 

考察

「使用する6体を決める考察」と「お互いの6体が分かった状態で、どのような選出・型・立ち回りにするかの考察」の2つに分けて簡単にまとめた。

 

使用する6体の決定

まずはお互いの使用可能ポケモンを整理した。(進化前は含まない)

【みずも使用可能ポケモン
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【いいのまさん使用可能ポケモンf:id:mizumo_yadon079:20230909162218j:image

ドラゴンタイプはプールが非常に狭いと感じた。この段階で、一方的にこちらが通すポケモンを決めておき、選出誘導も含めて6体を考えることにした。

 

相手のドラゴンタイプのプールを見て、

・高種族値の押し付けで対面的に殴る動き

・ドラパルトなどで起点を作ったり、ガブリアスでステロを撒いたりしてからの積み展開(龍舞などで全抜きを狙うパターンと、ヒスイヌメルゴンなどで耐久方面の積み技を展開するパターンがありそう)

この2つを特に意識して戦いたいと考えた。

 

まずはメインの戦術として、自分自身が対面構築を使うときにとても勝ちにくいと感じていた、壁展開+全抜きエースを軸で考えることにした。さらに挑発などで相手の起点作成ポケモンを機能停止にすることで、こちらだけ一方的に有利な積み展開に持ち込めると考えた。

 

最初に壁張り要員として、オーロンゲを考察した。タイプ上もドラゴンタイプに有利で、悪戯心で相手の上から壁展開や挑発をすることができ、コンセプト通り一方的に自分の展開に持ち込める点を評価した。しかし非常に読まれやすい点や、こちらが悪統一であることにより瓦割りを採用されやすい点を考慮して、オーロンゲは採用せず別の壁張り要員を探すことにした。

 

次に壁張り要員としてヤミラミを考察した。こちらも悪戯心で上から壁展開やアンコールができ、さらに読まれにくい点と瓦割りが無効な点を評価した。アンコールであれば積み展開の阻止だけでなく、相手の技を縛りながら退場することでテラス択やアンコールなどによるメタを回避することができるため、安全に積む展開に持ち込めるのも偉かった。ここで悪戯心の変化技が無効となる相手の悪タイプ(サザンドラとトドロクツキ)に逆に起点にされることを懸念したが、最後の技にマジカルシャインを採用することでその2体に4倍弱点を突くことができ、起点にされなくなると気付いた。(相手がテラスを切ればアンコールが通るようになることも忘れない) これらのことから、ヤミラミが一番対応範囲が広いと考えて採用することにした。

 

壁下で積んで全抜きを狙うポケモンをいろいろ考えたところ、テラス前提の龍舞トドロクツキが非常に強力だと考えた。テラスタイプはドラゴン技、セグレイブの氷技、カイリューの神速、悪統一に切られやすいフェアリーテラバーストなどを半減に抑えられる鋼が強いと考えていた。さらにいかさまダイス+スケイルショットで相手の気合いの襷やマルチスケイルを貫通しながら倒すことができ、それが通らないフェアリーテラスタルを考慮し、テラス時に一致で撃てるアイアンヘッドを採用することで、攻撃面と耐久面が共に完結していると感じた。この時相手の鋼テラスだけが嫌だったので、鋼テラスを採用しにくくなるように選出誘導を後ほど考えることにした。

 

基本選出の2体が決まったので、ラスト1枠の役割を決めることにした。そして襷などにより行動保証があるポケモンを採用して、初手に投げて荒らす役割か、または最後の詰めポケモンとして使うかのどちらかが強いと考えた。そこでドラゴンタイプに対して非常に強力なパオジアンを採用することにした。襷を持たせて氷柱落とし+氷の礫の範囲が強いのはもちろんだが、挑発や聖なる剣、カタストロフィ、黒い霧などの優秀な技を多く覚えることができる。さらに構築のSラインを高めたり、氷柱落としの怯みがあったりすることで、相手に必ず対策を強要できる点が偉いと思った。

 

前述した通り、スケイルショット+アイアンヘッドの攻撃技のトドロクツキを通すために、相手に鋼テラスを採用させないようにしたかった。そのための選出圧として悪ウーラオスとディンルーを採用した。悪ウーラオスはパオジアンで安定しないと思った時のタスキ枠候補にもなり、ディンルーは全抜き体制を整えるステルスロックを撒くことができるのが偉い。また2体ともランクマッチで使用率の高い強力な準伝ポケモンであり、見せ合いの時点で対策を強要させるパワーがある。

 

最後に、見た目上地面の一貫を切っておきたかったことや、対策を強要させて身代わりなどの技スペを割かせることができるチオンジェンを採用した。この枠は同じく地面の一貫を切ることができ、見た目上の物理偏重を解消させるサザンドラと迷ったが、ガブリアスサザンドラを見てから技を撃ち変えるのが安定になるので今回は不採用とした。結果的に重めだったガブリアスを投げられなかったのは良かった。

 

以上の考察から、今回の並びはこの6体とした。

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選出・型・立ち回りの考察

トレーナーカードの見せ合いをし、お互い相手の6体が分かった。

【いいのまさんのトレーナーカード】f:id:mizumo_yadon079:20230916175501j:image

 

ドラパルトが来なかったのは意外だったが、ほとんど想定していた並びが来たので、予定通りヤミラミの壁+トドロクツキの積み展開を軸とした。さらにそれを通しやすくするために、初手に襷ポケモンを投げて①対面を制して先に数的有利を取る、②テラスを切らせる、このどちらかを確実に遂行できるようにしたいと考えた。

 

まずは構築のエースとなるトドロクツキだが、予定通り鋼テラス+いかさまダイスで、技構成はスケイルショット、アイアンヘッド、龍の舞、@1の型で採用を決めた。@1は身代わり、羽休め、挑発の3つで悩んだが、テラス択を緩和したり電磁波などを透かしたりできる身代わりとした。

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調整意図

H…身代わり採用のため4n+1

A…11n

B…最大

D…余り

S…準速セグレイブ抜き、+2で相手の準速スカーフツキも抜ける

龍舞前提であることを考えると、相手の6体の素早さが高くないため、ほとんど振る必要がないと判断した。また相手が物理偏重であることや、スケイルショットでBが下がることを考慮し、物理防御を厚くしたいと考えてBに振り切ることにした。全抜きを狙いたいため残りはAをできるだけ高くしたが、もう少しHやDに割いても良かったかもしれない。

 

次に、ヤミラミも予定通り光の粘土を持たせた壁張り型での採用を決めた。この段階ではリフレクター、光の壁、アンコール、マジカルシャインという技構成で考えていた。調整については、相手が物理偏重であることを考慮して、高火力の物理技をできるだけ耐えられるようにするのが強いと感じたためHBぶっぱとした。余りの4はトドロクツキに対するマジカルシャインの乱数が変わるためCに振った。しかしもう少しCやDに割いて微調整もできたかもしれない。テラスタルを切ることはほとんどありえないと考えていたが、使う可能性があるとしたら相手のトドロクツキがマジカルシャインを2耐えできるところまで耐久に振り、羽休めも採用しているときだと思ったので、確実に確定2発を取るためにフェアリーテラスにした。

 

初手に投げる襷枠は、まず最初にパオジアンを考察した。しかし考察を進めると、H振りセグレイブに対して聖なる剣+氷の礫が不利乱数であり、氷柱落としの命中不安や確実に対策されることなども考慮して、襷悪ウーラオスの考察に切り替えた。すると相手の構築のヒスイヌメルゴン、セグレイブ、トドロクツキの3体にはタイプ一致のインファイトで弱点を付くことができ、カイリューチルタリスガブリアスの3体には冷凍パンチで4倍弱点を突けることに気がついた。この2つの技と先制や技の不意打ちを合わせることで、①対面を制して先に数的有利を取る、②テラスを切らせる、のどちらかを遂行できると思った。この悪ウーラオスがテラスも切らせることができずに対面で負けそうなのは、カイリューのエアスラ+ゴツメor神速、フェイントヒスイヌメルゴン、最速襷セグレイブに不意打ち択で負ける、ヤチェのみ(氷半減木の実)やヨプのみ(格闘半減木の実)などのごく稀なケースのみであり、これらの型は採用しにくいか少なくとも初手には投げにくいポケモンだと思ったので、この悪ウーラオスの採用を決定した。(実際の試合ではフェイントヒスイヌメルゴンを出されて対面で負けてしまった…) ラスト1個の技は、今回の役割であれば暗黒強打は必要ないと感じたため、立て籠るヒスイヌメルゴンやコットンガードチルタリスを始めとした積みの起点にならないよう、挑発を採用した。テラスタルを使うことはほとんど有り得ないと思ったが、一応カイリューの神速やヌメルゴンのフェイント、悪統一に一貫する格闘技を無効にできるゴーストとした。

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調整意図

A…特化

B…余り

S…準速セグレイブ抜き

 

しかし、これでも相手のフェアリーテラス+立て籠るのヌメルゴンが重すぎると感じた。悪ウーラオスは挑発で積み展開を阻止できるが、ヤミラミの前で積まれたらアンコールしても切り返す手段がなくなってしまうため、何か対策を考えなければならないと思った。そこでもう一度技構成を見直すと、光の壁が必須ではないことに気がついた。トドロクツキは特殊耐久が高く、今回の相手の構築ならリフレクターさえあれば十分積み展開に持ち込めると思ったので、光の壁をナイトヘッドに変更した。こうすることでヤミラミの前で積まれてもアンコール+ナイトヘッドで切り返すことができるため、これで完結していると思った。

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見せポケの3体については、いつも通り遊び心をもって変な持ち物と変な技で採用したが、全くもって煽りなどではないのでそこはご理解いただきたい。無理やりメリットを見い出すならば、絶対に対戦で使うはずのない型で採用することで、選出ミスを防ぐことができる(笑)。

 

【大まかな立ち回り】

まず初手に悪ウーラオスを投げて、目の前に一番通る技を押し、数的有利を取るかテラスを切らせるのを最優先に立ち回る。2体目以降のポケモンに対しては積み展開を阻止することを最優先し、挑発や透かされない不意打ち以外の技を押す。

次にヤミラミで壁を貼ってトドロクツキの積みの起点を作る。変化技を撃たれたときはアンコールで縛り、トドロクツキに対してはマジカルシャインを撃ち、削りはナイトヘッドで行う。またアンコールで相手の攻撃技を固定しても、その後のこちらのトドロクツキによる積み展開が安定する。基本的には倒されてからトドロクツキを着地させたいが、状況を見て臨機応変に動かす。

トドロクツキはまず龍舞を積み、余裕があればもう一回積む。身代わりでテラス択を緩和できるときは身代わりを押し、相手によってスケイルショットとアインヘッドを撃ち分ける。ただしスケイルショットは命中不安とBダウンがあることに注意だが、襷を持っている可能性がある相手には臆さず撃つようにする。

 

 

完成した構築

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結果と振り返り

結果的にはなんとか勝利することができた。しかし対戦内容は負けだったと思うので、以下は試合内容の簡単な振り返りと反省点をまとめる。

 

まず初手に襷ウーラオス vs 襷+フェイントのヒスイヌメルゴンの対面ができてしまい、最初のターンから想定が崩れた。こちらのディンルーやパオジアンの怯みを想定すると投げにくいと思っていたが強気に選出され、テラスを切らせることができないまま初手のウーラオスが対面で負けてしまった。もう少し強めにメタを貼るべきだったか。

 

2体目にヤミラミを出してフェイントをアンコールし、次のターンは引き先のカイリューに対してナイトヘッドでマルチスケイルを剥がした。しかしヒスイヌメルゴンを残す動きを取られ、初手で対面負けてしまったのがかなり響く展開となった。

 

その後はこちら先制リフレクター、相手はカイリューにフェアリーテラスを切り、テラバーストを撃たれたがHPは5割ちょっと残った。ここでアンコールを選択したが、まさかのメンタルハーブを持っていた。考察段階で全く考慮できておらず、これはいいのまさんの素晴らしい発想だと思った。

 

HPが1割程度のヤミラミで再びアンコールを選択したが、ここでまさかのアクアジェットが飛んできた。しかしヤミラミがミリ耐えしてアクアジェットをアンコールすることに成功。そのまま倒してくれれば積みの起点だったが、しっかりとヌメルゴン引きでケアされ、まずはナイトヘッドヌメルゴンを倒した。再びカイリューが出てきて、ヤミラミアクアジェットで突破された。

 

ラスト1体のトドロクツキは、カイリューにアンコールが無いと読んで(それくらいしか勝てないと思った)、鋼テラスを切りながら龍舞を積んだ。しかし下からアンコールされてしまう。ここは壁ターンに余裕があったので絶対にアイアンヘッドからで良かった。完全にプレミ。

 

しかし一応降参はせずに龍舞を連打して粘ったところ、相手のカイリューから打点が無く、アンコールのターンが切れてからアイアンヘッドに切り替えカイリューを突破。しかしカイリューで居座らずに、セグレイブに即交代をされて瓦割りで負けていた。結果的にはそのプレイングをされず助けられた形となった。そして最後はセグレイブにもアイアンヘッドを押して勝ちだったのだが、ここでみずも選手まさかのスケイルショットを選択。相手のヒスイヌメルゴンが襷を持っていたことを完全に忘れており、これは外しの負け筋があったので最悪の技選択だった。

 

総じて、①初手の対面でテラスを切らせることもできずに対面突破されてしまったこと、②トドロクツキで安全に積む展開に持ち込めなかったこと、③細かいプレイングミスが多かったこと、の3つが特に大きな反省点となった。次回からは考察段階でもっと想定する範囲を広げて、さまざまな状況に対応できるよう準備をしたいと強く思った。

 

Special Thanks

・対戦相手のいいのまさん

・対抗戦を受けてくださったteamKのみなさん

・一緒に対戦や考察をしてくださったteamZのチームメイト

 

最後に、teamZ初の対抗戦は負けとなってしまい、とても悔しかったです。しかしこの負けた悔しさをバネに、次の対抗戦こそは勝利できるようチーム一丸となって頑張りたいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました。